クリスマスの夜は
先日のことだが、ちょっとばかり買い物をする用事ができたので仕事帰りに伸びない足を伸して、久しぶりにみなとみらいまで行ってきた。ところで毎年今くらいの時期、つまりクリスマスが近づいている頃であれば、お店や公共の施設の集まっている通りや広場の街路樹などは、もしも私の記憶違いでなければ、きらめくイルミネーションで飾られていたと思うのだが、今年は八時をちょっと回ったというだけなのに、妙に暗いという印象を受けた。なるほど考えてもみれば、今年は震災の影響で節電、節電と言われているので、おそらくその影響だろうか、必要のない照明をやめたらこうなったのだろう。時代の潮流に合わせたというのであれば、仕方がないことなのだろう。それにしても味気ないものだというのが、私の第一印象である。夜中ぶっ通しで煌々と電気を照らせとまでは言わないから、せめて人通りがある時間帯くらいはイルミネーションくらいつけても構わないのではないかと思ってしまうのだ。もっとも私が出掛けていったのは平日の夜のことだから、もしかしたら週末や休みの前日はそうでないのかもしれないが……。
もちろん夜が暗いのは当然のことと言われてしまえばそれまでのことだろう。いったい今までどれだけ明るく照らされた夜を過ごしてきたのかと、改めて考えさせられてしまうこともあるし、灯りで照らされた夜を過ごすことに慣れてしまったがために物足りなく感じるというのも否めない。とくにこの時期は単純な照明を通り越して、華やかと言っても良いほどに照らされ、飾られている夜の世界が存在することを当然と思っていたので、どうにも違和感を覚えてしまうのである。
続きを読む
Follow Me!