「俺、クリスチャンなんです」

私が人に「俺、クリスチャンなんです」とか「俺、教会通ってるんです」などと言うと、クリスチャンではない周囲の人たちからは「ふーん、そうなんだ」とか「お前ンとこはクリスチャンなのか?」とか「それは偉いねぇ」などといった様々な反応が返ってくる。ところが、なぜ私がクリスチャンであるかを聞いてくる人は皆無と言ってもいいほどいないのである。どうやら、彼らにしてみれば私がクリスチャンであるのは、つまり私がクリスチャンの家に生まれたからクリスチャンなのであろう、といった解釈をしているに違いない。だいぶ前の話であるが、クリスチャンとは生まれつきではなく、自分で決めてなるものだと言ったときに驚かれたことがあるくらいだ。そんなわけで、「両親もクリスチャンなんだ?」と聞かれ「いや、違うよ」と答えると、毎度のように決まって不思議そうな顔をされ、会話がそこで途切れてしまうのである。

さて、特に人から聞かれたりしているわけではないのだが、もしかしたら私がクリスチャンになった経緯を詳しく知っている人がいないかもしれないので、せっかくなので長いかもしれない話を短くしないで、いっそのこと気の向くままに長く書いてみたいと思う。
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